「ひるま矯正歯科」(東京都立川市)
矯正歯科治療は「美しさのためだけでなく、医療として行うもの」
という考え方のもと、治療前のだ液検査でむし歯の予防を実践している「ひるま矯正歯科」。
院長の晝間(ひるま)先生に、"むし歯ゼロ"の取り組みについてお話いただきました。
あなたが求めているのは見た目の美しさだけですか?
ほとんどの方は「歯並びをきれいにしたい」と考えて初診相談にいらっしゃいます。そのとき、私は必ず「あなたが求めているのは見た目の美しさだけですか?」と、予防の話からはじめるようにしているんです。
歯並びをきれいにしたいと思って歯科医院に来たのに、場合によっては「むし歯の治療が必要かもしれない」とお伝えするのですから、もちろん嫌がる方もいらっしゃいます。しかし、大切なのは歯の健康。 "きれいなだけでなく、健康な歯を"という当院の考えに共感していただけない場合は、キャンセルもしかたがないと覚悟していますね。
歯の矯正には何年もかかりますが、矯正装置がついている間は、実はむし歯や歯周病にかかりやすい状態となります。しかし、健康な口もとを目指して行う矯正歯科治療中にむし歯ができたのでは、元も子もありません。ですから当院では、通常3〜4カ月かけて、むし歯や歯周病を予防するための準備をします。
検査をしてはじめて、より確実に予防する方法がわかります
その準備の基本となるのが、だ液の検査です。だ液の量を測ることで、どれくらいむし歯にかかりやすいかがわかるのです。なかには、検査をしなくても「口の中を見ればわかる」という先生もいらっしゃいますし、かつては私自身もそう思っていました。でも、実際にちゃんと検査をしてみると、見た感じとはまったく違う結果が出ることもあるのです。また、だ液検査をすると、むし歯のなりやすさは患者さんによって全然違うこともわかります。そのため、どうすれば予防できるかも、個別具体的になるわけです。
いってみれば、だ液検査をしないというのは地図を持たずに知らない土地を走り出すようなもの。確実に予防しようとするなら、きちんとだ液検査を行い、その結果に従って治療を進めることが当然であり、不可欠だと私は思いますね。
矯正歯科医として100%の結果を提供したいから
歯の矯正中にむし歯をつくらないのは当然です。でも、受ける人にとっての矯正の本当の価値は、治療が終わってからにあるのです。だからこそ、数年がかりで手に入れた自慢の歯をそのまま保ち、健康で快適な人生を楽しんでもらうためには、矯正をはじめる前だけでなく、装置をはずした後にも検査が必要です。年齢を重ねる中で、口の中の状態は少しずつ変化していきます。今の状態を知り、それを今後に役立ててもらうには、やはり検査が必要なのです。
たとえ毎食後、丁寧に歯みがきをしても、ほとんどの人はそれだけでは歯の健康を維持できません。人によって間隔は違いますが、その分、定期的に歯科医院でメインテナンスを受ければいいのです。
私は矯正歯科のプロフェッショナルとして、歯並びをきれいにするだけでなく、健康な状態を維持して豊かな人生を過ごしてもらうために、いつも100%の仕事をしたいと考えています。
